FIRST LOVE, LAST RITES"Wasted Hearts"[CD]

AFTERHOURS
artist
FIRST LOVE
title
Wasted Hearts
format
CD
release date
2012/12/5

\2100(with tax)

注文数:

シューゲイザー・リバイバル、ニューゲイザーの最終形

FIRST LOVE, LAST RITES(ファースト・ラヴ、ラスト・ライツ)
Wasted Hearts(ウェステッド・ハーツ)

日本先行、ボーナストラック2曲追加

80年代末に産声を上げ、90年代半ばに入ってそのリアリティーを急速に失ったシューゲイザー。その恍惚と混沌は内向型のクラブ・ミュージックにやんわりと引き継がれ、テクノ、ハウスにその役割は継承されていくのだが、それ以降、ギター・サウンドを核にしたムーブメントはシーンに生まれていない。そしてその青い鬱屈を開放した恍惚は、ジメジメしたクラブの中にいまだ閉じ込められたままだ。

そんな中、ヨーロッパを中心に2010年頃から明らかにシューゲイザーの影響を思わせるバンドがいくつかシーンに登場し、My Bloody Valentine(マイ・ブラッディー・バレンタイン)の復活とも相まってシューゲイザー、パワー・ポップといったギター・サウンドの復権が目立つようになってきた。そんなヨーロッパ・シーンで「シューゲイザー・リバイバル」「ネオ・シューゲイザー」「ニューゲイザー」の筆頭として注目されたのがスウェーデンのFIRST LOVE, LAST RITES(ファースト・ラヴ、ラスト・ライツ)である。

2011年に『FIRST LOVE, LAST RITES』でデビューしたこのバンドは、北スウェーデンをベースに活動する4人組。デビュー・アルバムは「クリエーションへのスウェーデンからの遅れた回答」とメディアで評価され、特にSwervedriver(スワーヴドラヴァー)やRide(ライド)、Pale Saints(ペイル・セインツ)、Slowdive(スローダイヴ)、Chapterhouse(チャプターハウス)を引き合いに出して評価されることが多い。この潮流は世界的に同時発生的に起きていて、ニューヨークを拠点に活動するAsobi Seksu(アソビ・セクス)やSerena Maneesh(セリーナ・マニーシュ)、Astrobrite(アストロブライト)、Saxon Shore(サクソン・シュアー)といったバンドがニューゲイザーと評される。

FLLRの音の特徴はフィードバック・ノイズを押さえ、浮遊感のある切ないボーカル、シネマティックな雰囲気を意識的に演出しているところだろう。ロスアンゼルスの老舗インディ、Slumberlandにも通じる、青春の影を意識的に取り上げ、憂鬱で気だるい今を切り取るメランコリックなサウンドが、いっそうその切なさを強調する。彼らの代表曲とも言えるボーナストラックの「I'm Gone」のPVで表現された空気感が、まさしく彼らの表現する世界観と言えるだろう。今まさに注目のバンドである。

tracklist

  1. Charlot
  2. Another You
  3. Feel It
  4. Dust
  5. Young Girl
  6. Walk You Home
  7. Let Me In
  8. Nothingness
  9. Shadows
  10. Somebody To Talk To
  11. Summer Turns *日本盤のみのボーナストラック
  12. I’m Gone *日本盤のみのボーナストラック