10月某日(日)。世間は秋めいて、さぞ海中は賑わっているだろうと釣りの準備中、竿の穂先に致命的な不具合を見つけて一気に意気消沈。すわメーカーに問い合わせると「すでに部品の取り扱いはない」とそっけない。「それはつまるところ、この竿は直らないということですか」と半ベソかいて問いつめながら、そのうわずった己のファルセット・ヴォイスにすっかり辟易して、早々に今日の海行きをあきらめた。 この災難は家族サービ・・・
9月の連休前に大学生時代の悪友から「田舎に移り住んだから遊びに来ないか」と連絡があった。この状況を端折って説明すると、「京都で大工をしてたバツイチ45の中年男が、農地付きの古民家を購入し、それを契機に付き合っていた女性とも正式に再婚、田舎へ移り住んだ。食べ物は自給自足して、同時に自宅でレストランも開業する予定。今はその初期段階で仲良くふたりで家を普請中」だそうだ。 何もかも初耳だ。驚いた。 そうい・・・