GLORYTELLERS "Current Resident" [cd]

AFTERHOURS
artist
GLORYTELLERS
title
Current Resident
label number
AH-124
format
CD
release date
2013/4/17

\2200(with tax)

注文数:

ジェフ・ファリーナ(ex, Karate、Secret Stars)、バンド名義では4年ぶりの新作。

GLORYTELLER(グローリーテラーズ)
Current Resident(カレント・レジデント)

日本先行、特殊紙ジャケット仕様

90年代のアメリカン・インディ・ミュージックを語る上で、ジェフ・ファリーナは重要なキーパーソンのひとりだろう。自身がリードしたカラテ、シークレット・スターはもちろん、イーダやシーム周辺とのコミュニケーション、盟友のクリス・ブロコウが率いたコデインのスローコア人脈との交流、さらにDCのハードコアとも太いコネクションを持つ特異なミュージシャンとして知られる。

そんな彼がカラテを解散した後、すぐにスタートさせたのがこのソロ・プロジェクト、グローリーテラーズだ。アルバムごとにジェフ以外のメンバーを変更し、フレキシブルに活動することを信条とするこのプロジェクト。これまでギャヴィン・マッカーシー(カラテ)やジョシュ・ラリュー(ソーツ、マイス・パレード)、さらにマイク・カステラーナ(サラ・ボーグス)なども参加している。

そして今回はシカゴ・ルーツ・ミュージックのベテラン、ケネス・P.W.ライニー(マンドリン)とライリー・ブローチ(ダブル・ベース)に加え、イーダやエリザベス・ミッチェルのソロ作、そしてヒズ・ネーム・イズ・アライヴなどの作品にもクレジットされるバイオリンのジーン・クックが参加。より繊細でアコースティックな上質なサウンドに仕上がっている。レコーディングはルーツ・ミュージックの偉人、ノーマン・ブレイクの名作『オリジナル・アンダーグラウンド・フロム・ザ・ミステリアス・サウス』が録音されたシカゴのスタジオ。いかにもジェフらしいチョイスだと言えるだろう。

シカゴの大学でアメリカン・ルーツ・ミュージックを教えながら、その研究に日夜勤しみ、埋もれた音源や楽器の発掘、さらにビンテージ・ギターの収集にも熱心なジェフ。彼のオリジナルであるインディ・ポップを下地に、愛するアメリカン・ルーツ・ミュージックの香りを加えた独特のサウンドスケープが印象的だが、同時に彼の饒舌なギター・テクニックにも注目したい。

GLORYTELLERS

カラテを2007年に正式に解散させたジェフ・ファリーナが、同年にフレキシブルなソロ・プロジェクトとして始動させたのがこのグローリーテラーズ。翌2008年には早くもデビュー・アルバム『グローリーテラーズ』をリリース。メンバーにはカラテ時代の盟友、ギャヴィン・マッカーシーとソーツやマイス・パレードでギターを担当したジョシュ・ラリューを招集。翌2009年には早くも2nd『アートン』を発表し、より複雑でより深遠なインディ・ポップ路線に磨きをかけた。その後に長年住み慣れたボストンからシカゴに転居して、本人の弾き語りのみで制作された個人名義のソロや、コデイン時代からの有人、クリス・ブロコウとの共作などを発表。現在はシカゴのデポール大学でルーツ・ミュージックの講座を持っている。

GLORYTELLERS is

Geoff Farina &
Kenneth P.W. Rainey
Riley Broach
Jean Cook

tracklist

  1. You Ain't on Your Way to Hell
  2. Posthumously
  3. Electric Spire
  4. Barely Born
  5. No Vacancies
  6. Rekindle
  7. New T-shirt
  8. So Long Before Her Grave