本作と同時に発売されるHIMの新作にも参加し、今やダグ・シャリンの女房役としてバンドのキーマン的存在になっているジョシュア・ラリュー。
そんな彼が2002年のデビュー・アルバムに続いて2ndアルバムをついに完成させた。
伝説のDCハードコア・バンド、ジャック・オ・ファイアを結成しバンド解散後もザ・ブーム、シー・タイガーに参加。現在は自身のバンド、ザ・ソーツを率いながら、HIMのメンバーとしても活動するマルチ・ミュージシャンとして多忙を極める。前作のソロ『LandscapeTracks』ではDCシーンとシカゴ・シーンのハイブリットを象徴するサウンドとして、ポスト・ロック、パンク、ジャズ、ダブ・ファンク等のエッセンスが渾然一体となった独自の作風を聴かせた。
本作でもフレッド・アースキン(June of 44、HIM)、ジョシュ・バーマン(HIM)、グリフィン・ロドリゲス(HIM)といった新旧HIMのメンバーに加え、前作でも独自のボーカルを聴かせたデーモン・ロックス(エターナルズ)が再度参加。ミックス/マスタリングには元スマート・ウェント・クレージー、現ザ・ビューティー・ピルズとして、DCシーンおよびディスコードの顔としてシーンに君臨するチャド・クラークが担当している。