\2200(with tax)
2011年、廃盤状態だった1st『Korvaklapid』を、新曲を追加して再プレスしたPastacas。限定でのプレスだったこともあって、予想を上回るスピードで瞬く間にソールド・アウトになったのも記憶に新しい。そしてそのリメイク/リプレス企画の第2弾が本作。
企画発案者はPastacas本人で、作品のベースは現在廃盤になっているBarbarizとPastacasの連名でリリースされた『Dehemardik Datis』(2002年)。この作品は1曲ごとにふたりの曲が収録されているが、その中からPastacasの作品6曲を選んでリマスタリング。さらにその6曲に最新の書き下ろしの新曲を5曲加えた全11曲の、実質上、ニュー・アルバムと言っていい濃い内容となっている。
サウンドはプロセッシング色の強かった1st『Korvaklapid』(2001年)と、大きく生楽器/生演奏へと傾倒していく2nd『Tsaca tsap』(2004年)のちょうど中間期といった内容。アートワークは再発された1st『Korvaklapid』同様、特殊紙ジャケット。Pastacas自身もアートワークに参加し、マスタリングは盟友、Galaktlanが担当。AfterhoursとKohviradio、Pastacasで共同企画され、本国エストニアで制作される。