ベンニ・ヘム・ヘムやシーベアーと並び、本作がデビュー・アルバムとなるスカッカマネージが注目されている。それぞれスタイルは違うものの、地元や北欧の伝統音楽をベースにした個性的なメロディが特徴で、早くもシガー・ロスやムームに続く存在としてヨーロッパでは熱い注目を浴びている。
スカッカマネージは新婚間もないSvavarとBerglind、そして友達のTonyによって2003年に結成。この3人が核となり自宅での曲作りを中心に活動していたが、本格的なレコーディング、およびライヴの機会が増えるにつれ、友人でもあるムームのオルヴァルとグンニがバンドに全面的に参加するようになる。オルヴァルはレコーディングおよびライヴ時のメンバーとして表に立ってバンドを盛り上げ、グンニはエンジニア、プロデューサーとして裏方からバンドを全面サポートした。日本盤には最新のボーナス・トラックを1曲追加。