2000年の『Whispering Foils』、2002年の『Saurus』がステレオラブのデュオフォニック、アメリカではドラッグ・シティからリリースされ、その独特のメロディとミュージカル・ソウの哀愁あふれる音色で日本でも話題になったが、3年ぶりのフル・アルバムは名義をスプーンバングに変更し、アコースティック・ギター、ボーカル、ソウ、コンピューターを大胆にフィーチャー。
全曲プライベートな空間でレコーディングされ、前作まで参加していた盟友、ショーン・オヘイガン(ハイ・ラマズ)譲りのメロディに、子供たち家族もボーカルで参加したアットホームな作品に仕上がっている。
海外でのリリースは未定(現段階では日本のみのエクスクルーシヴとして彼のWEBにもアップされている)、とりあえず日本盤のみのボーナス・トラックを2曲収録し、アートワークも日本限定の鳩目仕様でのリリース。
心に染み入る彼独特の音世界は本家『アフターアワーズ』の読者必聴。