TortoiseやSea And Cake等と並びシカゴ・シーンの最重要バンドに数えられるHim。
21世紀に入って落ち着きを見せ始めたポスト・ロックの流れの中で、いち早くポスト・ジャズ・シーンとの接触を始めたバンドとしても知られるが、そのひとつの完成形が2003年にリリースされた傑作『Many in High Places Are Not Well』と言われる。
日本でも過去最高のセールスを上げたそのアルバムの核となったのが、David Pavkovic、Griffin Rodriguez、Matt Schneiderの3人であり、彼らの3人が組むトリオがこのThe Exciting Trioだ。