\2420(with tax)
90年代以降のジャーマン・インディ・シーンを代表するバンド、ノーツイストの7年ぶりの新作がついに完成。れまでの集大成とも言える、ポスト・ロックやエレクトロ、ジャーマン・ロックといったスタイルを融合したスタイルで聴き手を魅了する。
グループの中心であるマーカスとミカ・アーチャー兄弟とチコ・ベックの3人というシンプルなメンバー構成で制作された本作。7年前に発表した『CloseTo The Glass』からメンバーは様々なプロジェクトを立ち上げてきた。Spirit Fest、Hochzeitskapelle、Alien Ensemble、Joasihnoといったユニットや、レコード・レーベル(Alien Transistor)、地元ミュンヘン市のサポートを受けて毎年行われてきたフェスティバル(Alien Disko)など、ノーツイストのツアー、レコーディングの合間も多忙であったことは言うまでもない。それらの活動で経験した音や人との交流を良い意味で昇華した結果が、曲ごとにスタイルが変幻自在に変化する本作の真骨頂だ(マーカスが「1つの長い詩のように感じる」と語った歌詞にも注目)。
本作のもうひとつの特徴が豪華なゲスト・ミュージシャンたち。Spirit Festで活動を共にするテニスコーツのさやを始め、アメリカのマルチ・インストゥルメンタリスト、ベン・ラマー・ゲイ、アメリカのジャズ・クラリネット奏者で作曲家のエンジェル・バット・ダヴィド、アルゼンチンのエレクトロニカ・ソングライターのファナ・モリーナ、さやの主宰するZayaendoなど多彩で個性的なタレントが参加している。
https://soundcloud.com/afterhours-jp