かつてECM中心にフリー・ジャズの聖地だったノルウェイで、シカゴに呼応するように若手のポスト・ジャズが台頭しつつある。超絶ドラマー、Paal Nillsen-Love(The Thing)、新作が出たばかりのLars Horntveth(Jaga Jazzist)等のインタビューを軸に、レーベル紹介、アルバム・セレクションで、もうぜーんぶを総括。
合い言葉は「貧しても子は育つ」。世界各国のミュージシャンの子育ての実体と、飼育環境の違いをキョーコが身につまされてレポート。音楽にどっぷり浸かりながら、家庭を維持することの、ああ難しさよ。
70年代後半のパンク時代から21世紀の現在まで、グラスゴー・シーンでは何がどう変化していったか。40代から10代まで各世代のミュージシャンに取材してその流れを検証。
取材嫌いで実体をつまびらかにしない、ベルリンのダブ/レゲエ・レーベルに玉砕覚悟で突撃現地取材。レーベルのオフィスに深く潜入した我々が見たものは!
あのアーティストはどんなレコードに囲まれて生活しているのか。MúmのDJコレクション、Josh Abrams(Town & Contry)のマイ・ブーム、Fleckfumieのベルリン中古盤屋レコード・ハンティング、Kammerflimmer Kollektiefのマイ・フェイバリット等々。
......そんな都合のいいことをDIYパワーで押し切った10人のクリエーターたちがいた。
Thrill JockeyやDrag Cityといった地元レーベルのジャケットやプロモ写真を一手に手がける、シーン御用達のカメラマンがいた。
ミュージシャンの番外編的仕事をレポート。バルセバの日本語ヴァージョン吹き込みや、サンズ&ドーターズの大枚はたいたPV撮影を。